コラム

2025.02.19 イベント資材レンタル

イベントにおすすめ。テーブルクロスの選び方とメリットを徹底解説

イベントテーブルクロスは机の保護や目隠し、ブースの統一感の演出に有効です。テーブルクロスを選ぶ際は、机に合わせたサイズ選びや用途に合わせた形状、素材選びをしなければなりません。

本記事ではイベントでテーブルクロスを使用すべき3つの理由、一般的なイベントテーブルクロスのサイズ、おすすめの生地や使用上の注意、素材別処分方法を解説します。

イベントでテーブルクロスを使用すべき理由3選

イベントでテーブルクロスを使用すべき3つの理由を説明します。

机を傷や汚れから守る

イベント会場で使用する机はレンタル品が多いため、万が一傷や汚れがついた場合は賠償しなければなりません。イベントテーブルクロスをかけておけば、不注意でつく傷や汚れを防止できます。

机の下を隠せる

イベント会場では、机の下にパンフレットの在庫やスタッフの荷物などを置いておくことが多いです。しかし来場者に対して、机の下の乱雑な様子を見られることは避けたいはずです。

3面隠せる前垂れ付きテーブルクロスを活用すれば、来場者に見せたくない荷物などを隠せます。

ブースの統一感を出す

レンタルした長机に、自社のカタログやノベルティなどを置いておくと、無機質なイメージが出てしまいます。テーブルクロスを被せることで、イベント感や自社ブースの統一感を演出可能です。

また自社のブースをほかのブースと差別化するために、テーブルクロスにチラシを貼ったり、POP貼ったりする方法も効果的です。

一般的なイベントテーブルクロスのサイズ

イベントに使用するテーブルクロスのサイズを紹介します。前提としてイベントでレンタルする会議机のサイズは、横1,800×高さ700×奥行600(mm)です。基本規格以外のテーブルクロスもオーダー可能なため、自社で使用する机サイズを計測したうえで、テーブルクロスを選びましょう。

テーブルクロスのサイズ確認方法

自社でイベント用机を持っている場合は、机を採寸しましょう。メジャーで高さ・横・奥行を計測したあとに、欲しい形状のテーブルクロスに合わせてサイズを検討してください。

例えば、荷物などを隠す前垂れが欲しい場合は、机の奥行と高さに加えて、背面の垂れを100mmほど加えた長さが必要です。また側面は机の幅と高さの2倍の長さで計算します。

つまり一般的な会議机のサイズに合わせた前垂れ付きのテーブルクロスを用意するなら、高さ1,400(600+700+100)×横3,200(1,800+700×2)がおすすめです。(※単位はmm)

3面ではなく全面を前垂れで隠したい場合は、机の奥行と高さに加えて、背面の垂れが2倍必要な計算です。

ただし、全面を隠す場合はテーブルクロスが床に擦れて汚れやすいため、実際のサイズよりも両脇100mmほど短めに設定することで、床に擦れにくくなります。

全面隠しが可能なテーブルクロスを用意する場合は、高さ1,800mm(600+700×2-200)×横3,000(1,800+700×2-200)が適切です。(※単位はmm)

イベントで見かけるテーブルクロスのタイプをご紹介

イベント会場でよく使用されるテーブルクロスは、主に以下の4タイプです。

タイプ種類
フラットタイプ被せるだけで設置できる一枚布タイプ。長さ調整ができるため、汎用性が高い。
ボックスタイプ箱型に縫製されたタイプのテーブルクロス。机のサイズに合わせて縫製して作るため、被せるだけで設置でき、ズレにくい。見た目が綺麗なため、統一感が出やすい。
前掛けタイプ机の天板面と正面のみ(または側面を含めた3面)をカバーするテーブルクロス。プリント面が少なく比較的安価で製作可能。垂らすだけで設置できるため手軽。少ない布で製作できるため、比較的安価。
巻き付けタイプ長机の天板を残して側面に巻きつけるタイプ。テーブルクロスが汚れにくく、卓上の展示・作業に向いている。

自社の予算や利便性に合わせて、4つの中から自社の目的に合うテーブルクロスを選びましょう。

屋外イベントのテーブルクロスにおすすめの生地とは

屋外イベントのテーブルクロスにおすすめの生地を2つ紹介します。

オレフィン系

オレフィン系テーブルクロスは、軟らかく軽量なため取り扱いしやすい点がメリットです。また気候変動に強い点も特徴です。高温になる夏場でもシート同士がくっつきにくく、冬場に素材が固くなりません。防水・防湿性に優れた素材のため、汚れを防止できます。

一般的な塩ビシートと比較して、素材表面がベタつかずさらっとしているため、作業もしやすいです。

オレフィン系は燃焼時に有害ガスを発生させないため、環境負担が少なく一般ゴミとして処分できます。

ターポリン

ターポリンは厚手で耐久性の高いビニール素材で、屋内外を選ばず使用できます。風雨・汚れに強いため、イベント会場で万が一汚れても清掃しやすい点がメリットです。

岸工業ではオレフィン系のテーブルクロスのみの取り扱いとなるため、オーダーの際はご注意ください。

イベントでテーブルクロスを使用するときに注意するポイント

イベント会場でテーブルクロスを使用するときの注意点を2つ紹介します。正しい使用方法で、テーブルクロスを活用しましょう。

テーブルクロスがずれないように固定する

屋外のイベントでテーブルクロスを使用する場合は、ずれを防ぐための固定方法を考えましょう。強風によりテーブルクロスが煽られ、展示物などが落下するリスクがあるためです。

テーブルクロスと机を画鋲、テープで止めておきましょう。

テーブルクロスにしわができてしまう

テーブルクロスを設置する際に、広げてからクロスをずらして調整すると、しわができてしまいます。また幅・高さに合わせた調整が困難です。

そのためカット品・原反を使用する場合は、垂らす長さを想定に入れ、中央から広げるとしわを伸ばしながら設置できます。

また、ボックスタイプを使用する場合は、あらかじめ角をあわせてしわができないように設置しましょう。

テーブルクロスの素材別処分方法

テーブルクロスを処分する際は、素材によって処分方法が異なります。オレフィン系は一般ゴミとして処分可能ですが、ターポリン系はポリ塩化ビニル樹脂を用いているため、産業廃棄物として埋め立て処分が必要です。そのため処分時は、産業廃棄物を処分できる業者または有毒ガス対策がされた処理場への依頼が必要となります。

まとめ

イベントで使用するテーブルクロスは、机を保護したり雑多になりがちな机の下を隠したりできます。またブースの統一感を出せるため、集客や来場者への印象アップにつながります。

使用する机を採寸し、必要な形状のテーブルクロスを選びましょう。テーブルクロスは素材によって特徴が異なり、また処分方法が異なります。

イベントテーブルクロスをオーダーしたい方、自社の目的に適した製品を選びたい方は、岸工業株式会社問い合わせフォームへお問合せください。

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