コラム

2023.10.17 中・小型テント大型テント

テント倉庫は補修できる?生地が破れる原因と張り替えのメリットを解説

テント倉庫の膜材が破れると、雨漏りやホコリ、外気温が中に保管してある品に影響します。

丈夫な素材で作られてはいますが、屋外で使用するテント倉庫は、紫外線や風雨により劣化しやすいです。

テント倉庫を安全に長く使うために、破れが生じる原因やメンテナンスの時期、張り替えの方法を把握しておきましょう。

テント倉庫が破れてしまう原因とは?

テント倉庫は、施工費用を抑えて安価に設置できます。ただし、屋根部分の膜材は、さまざまな原因によって破損する可能性があります。

まずは、なぜテント倉庫が破れてしまうのか、原因を把握しておきましょう。

経年劣化

テント倉庫が破れる原因は、経年劣化です。日光や風雨にさらされると、徐々に生地が劣化します。

劣化した生地は紙のように固くなってしまい、少しの衝撃で破れるほど弱くなります。

使用している生地によって耐久性は異なりますが、時間経過に応じてほつれが生じ、穴が空くため張り替えの検討が必要です。

人的な要因

テント倉庫の屋根を硬い壁に擦り付ける、または尖ったものを当ててしまうと、生地が破れます。

また、老朽化したテント倉庫は生地が弱くなっているため、些細な刺激で破れることがあります。

自然災害

台風などの自然災害も、テント倉庫が破れる原因のひとつです。強風でテントが飛ばされて、木やアンテナなど鋭利なものに引っかかり、破れてしまいます。

耐久性の高いテントであっても、自然災害の際に破損する可能性があります。

テント倉庫の張り替え目安はこれだ!

どんなに耐久性の高いテント倉庫でも、生地の寿命をすぎれば破れてしまいます

長期的にテント倉庫を使用するためには、定期的にメンテナンスをし、生地を張り替えましょう。

一般的なテント倉庫の屋根に使用されている生地の寿命は、10〜15年です。

人的なミスなく使用していたとしても、テント倉庫の屋根は紫外線や雨の影響を受け、徐々に劣化します。

最終的に柔軟性を失い、紙のように固くなるため、雨漏りや破れを引き起こします。

使用する環境によっては、10年より早く劣化する可能性があるため、雨漏りや破れが確認できた時点で、メンテナンスをおこないましょう。

テント倉庫の張り替えをおこなうメリット

テント倉庫の屋根を張り替えるメリットについて、解説します。

倉庫内に保管している商品や設備を守るため

テント倉庫内には、商品在庫や設備などを保管します。そのため、テントが破れれば、自社が保管している商品や設備が劣化するリスクを防止しなければなりません。

テント倉庫に穴が空くと、雨が直接製品や設備にかかり、ホコリが積もる可能性があるためです。

水やホコリによって製品が破損すれば、修繕費という無駄なコストも発生します。

自社の財産を適切に保護するために、テント倉庫の張り替えメンテナンスを怠らないようにしましょう。

企業イメージ維持のため

屋外に設置されているテント倉庫が劣化していると、ブランディングに悪影響を及ぼします。

自社の資産である製品や設備を適切に保管しない企業というイメージは、企業としての信頼性を損なうためです。

きちんとメンテナンスされたテント倉庫を使用すれば、悪印象を与えず、企業としてのイメージに影響を与えません。

テント倉庫のさらなる悪化を防ぐため

テント倉庫の屋根が破れると、雨漏りによって鉄骨が錆びてしまい、折れるリスクがあります。

万が一テント倉庫が倒れたら、保管している商品や設備が壊れるかもしれません。

また、誰かが中で作業していた場合は、怪我の原因となります。

テント倉庫に空いた小さな穴も放置せず、張り替えしましょう。

テント倉庫の補修は張り替え依頼がおすすめ

ごく小さなテント倉庫の穴は、ご自分で補修が可能です。

テント生地の材質や色に合わせた補修セット、または防水性能がある粘着テープを使用します。

ホームセンター、またはテントを購入したメーカーで、補修セットを販売しています。事前に入手しておきましょう。

軽微な破れは自身で補修可能ですが、基本的には専門業者への張り替え依頼をおすすめします。

専門業で対応するテント倉庫の張り替えは、主に以下の2つです。

・部分張り替え

・全張り替え

部分張り替えの場合は、穴が空いた箇所周辺の生地を切り取り、新しい生地を上から張り付けます。

コストは全張り替えよりも安価ですが、劣化状態によっては部分張り替えだけでは補修できません。

あくまでも部分的な膜材の張り替えのため、ほかの箇所で劣化が生じていた場合は、メンテナンス後に別の箇所に破損が生じます。

特に経年劣化によるメンテナンスの場合は、見た目だけで補修箇所を特定できません。

穴だけ補修しても、周囲の繊維が劣化しており、破れる可能性があるため、膜材全体を張り直ししましょう。

岸工業株式会社なら、テントの写真を送信すれば、適切な張り替え内容を提案できます。

他社製品の膜材張り替えも過去に多数対応しているため、ぜひ相談してみましょう。

お問い合わせ・見積依頼 – 岸工業株式会社

テント倉庫の修理や張り替えに必要な費用は、生地・サイズによって異なります。

既存製品で在庫がないと、費用・メンテナンスにかかる時間がかさむため、早めに張り替え依頼をかけましょう。

まとめ

テント倉庫は経年劣化や人的ミス、自然災害によって破れが生じます。

屋根に穴が空くと、水を防ぐ効果がなくなり、自社商品や設備が劣化するため、早めにメンテナンスしましょう。

テント倉庫のメンテナンスをすべき周期は、購入から10〜15年経過時です。

ただし、生地の素材や使用環境によっては、早く劣化する可能性があるため、屋根の状態を観察して判断してください。

軽微な穴であれば補修テープを使用して塞げますが、経年劣化したテント倉庫などは、専門業者への張り替え・補修依頼がおすすめです。

岸工業では、他社製のテント張り替え依頼も承ります。

事前にテントの写真を送信していただければ、張り替え可能か回答します。

他社テント倉庫の張り替え実績も多いため、ぜひお問合せください。

また、張り替えだけでなく部分張り替えも対応可能です。

テント倉庫の状態を見て補修内容を提案します。一度下記フォームよりご連絡ください。

お問い合わせ・見積依頼 – 岸工業株式会社


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