コラム
2021.08.24
大型テント
台風シーズン到来…備えあれば憂いなし!
台風がやってきます。
弊社では、台風により破損したテント倉庫の補修・張替えの依頼を頻繁にいただきます。
被災から復旧までの期間は、お客様の企業活動に支障をきたすことになります。
あらかじめ台風対策を施していただき、できる限り長い期間テント倉庫が皆様の企業活動に貢献してくれればと思うのがテント屋の願いであります。
そこで今回は、強風対策としてお客様に抑えていただきたいポイントをまとめましたのでご覧いただければと思います。
強風対策 3大ポイント
①テント倉庫内に風を入れない。
テント倉庫にとって、最も負担となるのが「吹き上げ」です。
倉庫内に、風が入ってしまうと風の逃げ場がなく、シートがあおられて屋根部分へ負担をかけることになります。
- ・強風時はスキマ風が入らないようにキチンと施錠して下さい。
- ・施錠後も風が入ってくる場合は、鉄骨の変形等が考えられますので修繕が必要です。
②フレームの状態確認
テントの骨となるフレームやパーツに異常があると非常に危険です。
- ・ 鉄骨の劣化や異常がないかを確認ください。
- ・ 可動式であれば、タイヤ部分の脱輪や金具やボルト等のゆるみや外れがないかをご確認ください。
- ・ ロープによる張綱固定を行ってください。
③シートの状態
テント倉庫のシートは、「フォークリフトでぶつかった 。」「飛来物で破れた。」など、気がつかないうちに破れが発生していることもあります。
シート材に穴が開いていると、すきま風だけでなく、雨水が浸透し内部のフレーム鉄骨の錆にもつながります。
特に10年以上の年数が経過し、雨や紫外線で劣化が進んでいる膜材は、紙のようにパリパリの状態であるため簡単に穴が広がってしまいます。
- ・劣化が激しいシートには、張替え等をご検討ください。
- ・小さな破れには応急処置として専用の補修用テープもご準備しております。
上記の項目を、ぜひともこの機会にご確認ください。
該当する項目や、その他気になる点等ございましたら、どんな些細なことでもけっこうですので定期的なメンテナンスについてもご相談ください。