コラム
工場建替工事の進捗と建設業のDXについて
おはようございます!
代表の岸です。
遂に東京オリンピックが開幕しました。
コロナ禍で様々な意見があるかとは思いますが、全力で競技に挑むアスリートを見ると素直にスポーツの素晴らしさを実感しています。
私は個人的に、高校時代は柔道部に所属をしていましたので、全階級でメダルの狙える柔道に注目をしています!
そして、当社でもパイプテント、バナー、横断幕、各種イベント設営など、スポーツに関わるお仕事をさせていただいています。我々の仕事は「日本のスポーツの発展に貢献できている!」と考えています。
今回のコラムでは、工場建替工事の進捗と、岸工業のDXへの取り組みについてご紹介致します。
工場の建設進んでいます
さて、先月から始まった当社の工場建替工事の進捗ですが、7月の豪雨の影響もありましたが、施工業者の方々のご協力のお陰で予定通り進んでいます。
現在は「解体工事」「掘削工事」が完了し本日より「捨てコン」の工程となりました。
「捨てコン」は建築に関わらない方は聞き馴染みの無い言葉かもしれませんが、捨てコンクリートの略で、掘削後に基礎の位置を正確に墨出しする目的と、型枠を固定する事を目的に施されるコンクリートです。
文字通り捨てるコンクリートなので、構造的な役目はありません。
これから本格的な基礎工事に入っていきますが、建設の工程を見ていくのは非常にワクワクします。
岸工業でもテント倉庫など膜構造建築物を扱いますが、計画段階から完成まで全てに関われることは、この仕事の醍醐味ですね!
建設業のDX!
岸工業では現在社内業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)化を推進していますが、今回の建設工事でも、以下のような新しいチャレンジを行っています!
LIVEカメラ設置
建設現場の東広島工場と、本社は高速道路で約30分の距離にありますが、毎日毎日現場を確認することは出来ません。
今回はそんな距離を解決するために、現場にLIVEカメラを設置し社内ネットワークを活用することで本社からでも建設工程が確認できるようにしました。従来は現地にいる方に写真を送ってもらっていましたが、それでは相手の状況がわからない中で、都度手を止めてしまうことがあったので非常に便利です。
上記の現場写真もそのLIVEカメラから撮影した写真です。
別の場所にいながら、建設の進捗を見たい時に見れることも便利ですが、7月上旬の豪雨で高速道路が止まった状況でも、現場の状況確認等も確認できました。
今後はこのような現場確認が増えてくるのでは無いかと思います。
タイムラプスカメラでの工程撮影
こちらは以前から挑戦はしていましたが、半年以上にも渡る工程をタイムラプスカメラで撮影することは初めてです。めったにあることではない工場建設を記録として残していこうと思います。うまく撮影できればYoutube公開など、広報にも生かしていきたいと思います。
テント倉庫などの現場では、工程の流れなどを改めて確認し、次回の現場に活かすことなどを今後行っていきます。
関連業者とのLINEWORKSでの情報共有
一部の業者の方のみですが、当社で導入しているLINEWORKの外部連携を活用し、グループチャットにて情報の共有を行っています。
建設図面や、仕様確認、スケジュールの共有、それぞれのタスク管理などを行っています。
従来のPCでのメールのやり取りであれば、現場事務所や、会社に戻ってからメールを送っていましたが、この方法では現場にいながら情報のやりとりができるので非常にスムーズに行えています。
今回は建設の進捗と、岸工業のDXへの取り組みを紹介させていただきましたが、今後もテントについてお客様に役立つ情報を発信していきたいと思いますのでよろしくお願いします。