埼玉県 雹の被害からの修繕対応 テント倉庫張替工事
事例詳細
2022年6月、埼玉北部を襲った降雹災害で生地が破れたテント倉庫の修繕として、全体の張替工事をおこないました。
雹害の酷さを物語るように、天井に据え置きされていた、ベンチレーターのスチール部分も、大きく穴が開き変形している状態でした。
生地はグリーンから、アイボリーに変更をしましたが、テント倉庫内の採光性が向上して喜んでいただく事が出来ました。
また、軒先部分の修理や、シートドアの張替、前述しましたベンチレーターの交換など、大掛かりな張替工事になりました。
ベンチレーターは自然換気のもので、扇(ファン)が付いていないタイプのを取り付けましたが、8月の酷暑の最中でも、天井に空気が抜けていくようなひんやりとした気流を感じました。
■サイズ
テント倉庫2連棟
その① 約W13m×D16m×H4.5m
その② 約W13m×D18.5m×H4.5m
■生地
テント倉庫用膜材料(アイボリー)
パーシス 平岡織染㈱
その他、5RM 泉㈱ 等
生地メーカー、ご希望の色等、ご相談下さい。
■仕様
その①、その②の連棟部分のスキマが出ない様に、シートを重ねてオーバーラップ施工をしております
■オプション
ベンチレーター
(換気扇、ベンチレーション、ルーフファン)
スズキベンチレーター
DS型ベンチレーター DS-600×3台
自然換気タイプ
今回は、他社メーカー様のフレームではありましたが、テント倉庫の修理・張替工事は、メーカー問わず対応可能ですので、お困りのお客様はぜひ一度ご相談下さい。
納入担当者のコメント
初めて現場調査に伺ったタイミングで、今回の降雹の被害の凄まじさを感じました。
テントの生地には、大粒の雹がぶつかった痕跡がはっきりと残っており、生地はビリビリにかなり酷く破れている状態で、一刻も早い補修工事が必要でした。
速やかな見積対応と同時に、火災保険(施主様の任意保険になります)でテント倉庫を補修された際の実例等をお伝えし、早々に張替工事を行う事ができました。
今回のテント倉庫の生地の状態は、経年劣化と紫外線劣化により、表面のフッ素コーティング層がかなり剥がれており、生地が薄くなってしまい、比較的破損等が起こりやすい状態になっていたと感じました。
テント倉庫は、シートとフレームの軽微な構造ではありますが、ユーザー様の「製品」や「荷物等」を保管する、大切な「建物」でございます。
是非、定期的に状態の確認や張替時期のご相談など、弊社で専門的な視点からアドバイス等を積極的に発信していきたいと思いました。
お困りのことや少しでも気になる事がございましたら、お気軽にお問い合わせください!